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エラーコード

給湯器のエラーコードの見方と対処の基本

公開: 2026-07-09 更新: 2026-07-09

目次

給湯器の交換費用を、この場で確認しませんか?

現在の給湯器タイプと状況を選ぶだけ。個人情報の入力なしで、交換費用の目安が約60秒でわかります。

この記事の結論

給湯器のエラーコードは、多くの場合、台所やお風呂のリモコン画面に、数字や記号で表示されます。まず大切なのは、表示された内容を控えることと、ガス臭・排気の異常など安全に関わるサインがないかを確認することです。コードの意味は機種・メーカーによって異なるため、自己流で判断せず、必ずお使いの機種の取扱説明書やメーカーの公式情報で確認します。一時的な表示なら電源の入れ直し(リセット)で解消することもありますが、可否や手順は機種によって異なります。繰り返し出る、直らない、異音やにおいを伴うといった場合は、無理をせずメーカーや専門業者に相談してください。

給湯器を使おうとしたら、リモコンに見慣れない数字や記号が表示されている——そんなとき、「これは何を意味するのか」「自分で対処できるのか」と不安になる方は多いものです。この記事では、給湯器のエラーコードについて、どこに表示されるのか、どう調べればよいのか、リセットや安全確認の一般的な考え方を整理します。なお、エラーコードが示す具体的な内容や対処は、機種・メーカーによって大きく異なります。この記事では特定のコード番号とその原因を結びつけて説明することはせず、あくまで「見方と対処の基本」を一般的な考え方としてまとめます。実際の意味と対処は、必ずお使いの機種の取扱説明書やメーカーの公式情報でご確認ください。

エラーコードとは何か

エラーコードとは、給湯器に何らかの不具合や、安全のための停止が起きたときに、その状態を知らせるために表示される数字や記号のことです。給湯器は、安全に動くように多くの仕組みを備えており、通常と異なる状態を検知すると、運転を止めてリモコンに表示を出す、といった動きをすることが一般的です。

つまりエラーコードは、「今こういう状態になっています」というお知らせのようなものです。表示が出たからといって、必ずしも大きな故障とは限らず、一時的な要因で表示され、しばらくすると解消することもあります。一方で、点検や修理が必要な状態を知らせている場合もあります。どちらなのかは、表示された内容と機種ごとの案内によって変わるため、まずは落ち着いて内容を確認することが大切です。

どこに、どう表示されるのか

エラーコードは、多くの場合、給湯器のリモコンの画面に表示されます。リモコンは、台所やお風呂の壁に取り付けられていることが一般的で、ふだんお湯の温度を設定したり、運転のオン・オフをしたりする、あの操作パネルです。

表示は、数字や記号の組み合わせで示されることが多く、お湯を使おうとしたときや、運転中に不具合が起きたときに現れることが一般的です。表示される場所や形式は機種によって異なるため、まずはお使いのリモコンの画面をよく見て、どんな表示が出ているかを正確に控えることから始めてください。数字だけを控えるのではなく、記号や点滅の有無も、あとで調べるときの手がかりになります。

控えておくと役立つのは、次のような情報です。

  • 表示されている数字や記号:正確に、そのまま書き写します。
  • 表示が出たタイミング:お湯を使おうとしたとき、運転中、電源を入れたときなど。
  • 症状:お湯がまったく出ないのか、途中で止まるのか、温度が安定しないのか。
  • 点滅しているか:表示が点滅しているか、点いたままか。

こうした情報を控えておくと、取扱説明書やメーカーの案内で調べるときや、業者に相談するときに、状況を正確に伝えられます。

まず安全を確認する

エラー表示が出たとき、コードの意味を調べる前に、まず確認しておきたいのが安全です。表示の内容にかかわらず、ガスや排気にまつわる異常なサインがないかを、落ち着いて確かめてください。これは、エラーの意味を調べるよりも優先される、基本の姿勢です。

ユワカシ救急では、給湯器のトラブルに「①安全確認 → ②応急 → ③判断 → ④相談」という順で向き合うことを案内しています。エラー表示が出たときも、まずは安全確認から始めます。今どの段階にいるかを、次の図で確認してみましょう。

安全確認では、ガス臭がしないか、給湯器の周りに水漏れや異音がないか、排気のにおいがしないかを確かめます。次のチェックリストは、こうした異常なサインがあるときの基本的な行動です。エラーコードの意味を調べる前に、まずここに挙げた危険なサインがないかを確認してください。

安全確認

ガス臭・水漏れ・不完全燃焼のサインがあるとき

  1. 1.窓を開けて換気する

    ガス臭や排気のにおいを感じたら、まず窓や扉を開けて空気を入れ替えます。

  2. 2.ガスの元栓・給湯器の電源を止める

    元栓を閉め、可能なら給湯器のコンセントも抜いて運転を止めます。

  3. 3.換気扇・電気スイッチは操作しない

    火花の原因になり得るため、ガス臭が残るうちはスイッチ類に触れないようにします。

  4. 4.使用を中止し、専門業者に連絡する

    自己判断で使い続けず、ガス会社や設置業者など専門の窓口に相談します。

もしガス臭・水漏れ・不完全燃焼といった危険なサインがあるときは、エラーコードを調べることより先に、換気して使用を中止し、メーカーやガス会社など適切な窓口に相談してください。安全に問題がないことを確かめたうえで、次のコードの調べ方に進みます。

エラーコードの正しい調べ方

安全を確認したら、次は表示されたコードの意味を調べます。ここで最も大切なのは、自己流で判断せず、公式の情報で確認することです。エラーコードが示す内容は、機種やメーカーによって異なり、似たような番号でも意味がまったく違うことがあります。だからこそ、確かな情報源で確認する必要があります。

信頼できる調べ方は、主に次の二つです。

  • 取扱説明書で確認する:お使いの給湯器の取扱説明書には、エラー表示の一覧と、その際の対処が記載されていることが一般的です。手元に取扱説明書があれば、まずそこを確認します。
  • メーカーの公式情報で確認する:取扱説明書が見当たらない場合は、メーカーの公式の案内で、お使いの機種に対応した情報を確認します。機種名や型番が分かると、より正確に調べられます。

いずれの場合も、控えておいた表示(数字・記号・点滅の有無)をもとに、その機種に対応した案内を確認するのが基本です。インターネット上には、コード番号だけを頼りにした断片的な情報も見られますが、機種が違えば意味も対処も変わるため、必ずお使いの機種に対応した公式の案内で確かめてください。

注意

給湯器のエラーコードが示す内容や対処は、機種・メーカーによって異なります。コード番号だけを頼りに意味を自己判断したり、案内されていない方法で無理に対処したりすることは避けてください。ガス・電気・水道の接続や内部の点検を伴う対応は、必ず有資格の専門業者やメーカーが行うものであり、ご自身で分解や修理を試みることは避けてください。ガス臭・水漏れ・排気のにおいなど異常があるときは、コードを調べることより先に、換気して使用を中止し、メーカーやガス会社にご連絡ください。

リセット(電源の入れ直し)の基本

エラー表示に対して、案内としてよく登場するのが「リセット」、つまり電源の入れ直しです。一時的な要因で表示された場合、電源を入れ直すことで解消することがある、と案内されることは一般的です。ただし、ここにもいくつか気をつけたい点があります。

まず、リセットの可否や手順は機種によって異なります。電源プラグの抜き差しなのか、リモコンの操作なのか、そもそもリセットが推奨されない状況なのか、機種ごとに案内が違います。取扱説明書やメーカーの案内で手順を確かめたうえで、案内されている範囲で試すのが安心です。

次に、安全に関わるサインがあるときは、リセットより安全確保が先です。ガス臭や排気の異常など、危険を知らせているおそれがあるときに、表示を消すためだけにリセットを繰り返すのは適切ではありません。まず安全を確認し、そのうえで、案内に沿ってリセットを試みる、という順序を守ってください。

そして、リセットしても同じ表示が繰り返し出る場合は、無理に繰り返さないことが大切です。何度リセットしても同じエラーが出るのは、一時的な不具合ではなく、点検や修理が必要な状態のことがあります。この場合は、表示を控えたうえで、次に説明する「相談」のステップに進みます。

直らないときの判断と相談

エラー表示が消えず、案内された範囲の対処でも解消しないときは、無理をせず、修理か交換かの判断に進みます。ここは、給湯器の状態や設置からの年数によって考え方が変わる部分です。次の図は、設置年数と症状から「修理か交換か」を考えるときの一般的な目安です。参考としてご覧ください。

設置年数×症状で見る「修理か交換か」の目安

一般的な傾向を示す目安です。実際の判断は現物の点検・見積もりによって変わります。

設置 〜7年

  • 軽微な不調修理で様子を見ることが多い
  • エラー頻発修理を検討しやすい
  • お湯が出ないどちらも選択肢に入る

設置 8〜10年

  • 軽微な不調修理を検討しやすい
  • エラー頻発どちらも比較したい時期
  • お湯が出ない交換も視野に入る

設置 10年〜

  • 軽微な不調どちらも比較したい時期
  • エラー頻発交換が経済的なことが多い
  • お湯が出ない交換が経済的なことが多い
  • 修理より
  • どちらも
  • 交換より

比較的新しい給湯器で、一時的・部分的な不具合であれば、修理で対応できることがあります。一方、設置から長い年数が経っている、同じエラーを繰り返す、複数の不具合が重なっている、といった場合は、修理より交換を検討することもあります。ただし、実際の判断は、給湯器の状態を確認した業者やメーカーに委ねるのが確実です。

判断や対処に迷うときは、控えておいたエラー表示の内容を伝えて、メーカーや専門業者に相談してください。表示された数字・記号、出たタイミング、症状を正確に伝えると、状況が把握されやすくなります。お湯が出ない状態が続くときの一般的な確認の進め方は、給湯器のお湯が出ない原因は?まず確認すること・直らないときの対処でも整理していますので、あわせて参考にしてください。

交換を検討することになったら

エラーが繰り返し出る、直らない、設置から長い年数が経っている——こうした状況が重なると、修理ではなく交換を検討することもあります。そのときに気になる費用の目安を、あらかじめ知っておくと、落ち着いて判断しやすくなります。次の試算例は、代表的な条件での目安です。金額は概算であり、実際の費用は現地見積りで変わります。

ガス給湯器・24号・追い焚きあり(東京)の交換費用の目安

交換費用の目安(総額)

1830万円中央値 24万円

費用の内訳

ガス給湯器 本体+標準工事費(24号)
13万円20万円
追い焚き機能 加算
4万円7万円
合計(地域係数適用後)
18万円〜30万円

本体+標準工事費込みの概算です。地域係数1.10を適用しています。設置状況・配管・オプションにより実費は変わります。実際の費用は現地見積でご確認ください。料金マスタ確認日:2026-07-08

ご自宅の条件に近い目安を知りたい場合は、次のシミュレーターで確認できます。個人情報の入力なしで、条件を選ぶだけで交換費用の目安を確かめられます。

給湯器の交換費用を、この場で確認しませんか?

現在の給湯器タイプと状況を選ぶだけ。個人情報の入力なしで、交換費用の目安が約60秒でわかります。

費用の内訳や、タイプ・号数別の相場をより詳しく知りたい場合は、給湯器交換の費用はいくら?タイプ・号数別の相場と内訳もあわせてご覧ください。

エラーコードにまつわる、起こりやすい思い込み

最後に、エラー表示の場面で起こりやすい思い込みを整理しておきます。落ち着いて対応するためのヒントとしてご覧ください。

  • 「コード番号を調べれば原因がすぐ分かる」とは限らない:同じような番号でも機種によって意味が異なります。必ずお使いの機種の案内で確認します。
  • 「リセットすれば必ず直る」とは限らない:一時的な表示なら解消することもありますが、繰り返すときは点検が必要な状態のことがあります。
  • 「表示が消えたらもう安心」とは限らない:繰り返し出る、異音やにおいを伴う場合は、消えても念のため点検を検討します。
  • 「安全確認より先にコードを調べるべき」ではない:まずガス臭や排気の異常がないかを確かめることが優先です。

いずれも共通するのは、「まず表示を控えて安全を確認し、公式の案内で調べ、迷ったら無理せず相談する」という姿勢です。エラー表示は不安に感じやすいものですが、この基本を押さえておけば、落ち着いて対応できます。

まとめ

給湯器のエラーコードは、多くの場合、台所やお風呂のリモコン画面に、数字や記号で表示されます。まず大切なのは、表示された内容(数字・記号・点滅の有無・タイミング)を正確に控えることと、ガス臭や排気の異常など安全に関わるサインがないかを確認することです。コードの意味は機種・メーカーによって異なるため、自己流で判断せず、必ずお使いの機種の取扱説明書やメーカーの公式情報で確認します。一時的な表示なら電源の入れ直しで解消することもありますが、可否や手順は機種によって異なり、繰り返し出る・直らない・異音やにおいを伴う場合は、無理をせずメーカーや専門業者に相談してください。落ち着いて、確かな情報源に沿って進めることが、いちばん安全で確実です。

本記事について(編集方針と免責)

本記事は、ユワカシ救急編集部が、給湯器メーカーやガス会社の公開情報、公的機関の資料などをもとに作成しています。記事の内容は、エラーコードの見方と対処に関する一般的な考え方を整理したものであり、特定のコード番号の意味や、個別機種の対処を断定・保証するものではありません。エラーコードが示す内容や対処、リセットの可否・手順は、機種・メーカーによって異なります。必ずお使いの機種の取扱説明書やメーカーの公式情報でご確認ください。給湯器の点検・修理・交換は、必ず有資格の専門業者・メーカー・ガス会社にご依頼ください。試算例の金額は概算であり、実際の費用は現地見積りで変動します。

交換費用の目安を、この場で確認しませんか?

現在の給湯器タイプと状況を選ぶだけ。個人情報の入力なしで、交換費用の目安が約60秒でわかります。

よくある質問

Qエラーコードはどこに表示されますか?

給湯器のエラーコードは、多くの場合、台所やお風呂に設置されたリモコンの画面に、数字や記号の組み合わせで表示されます。お湯を使おうとしたときや、運転中に不具合が起きたときに表示されることが一般的です。表示される場所や形式は機種によって異なるため、まずお使いのリモコンの画面を確認し、どんな表示が出ているかを控えておくとよいでしょう。表示の意味や見方は、機種ごとの取扱説明書やメーカーの公式情報で確認するのが確実です。

Qエラーコードの意味は自分で判断してよいですか?

エラーコードが示す内容は機種やメーカーによって異なり、同じような番号でも意味が違うことがあります。そのため、コードの意味を自己流で判断せず、必ずお使いの機種の取扱説明書や、メーカーの公式情報で確認することが大切です。表示された内容を控えたうえで、公式の案内に沿って対処し、判断に迷う場合や、案内された範囲で直らない場合は、メーカーや専門業者に相談してください。

Qエラーが出たときにリセット(電源の入れ直し)をしてもよいですか?

一時的な表示であれば、電源の入れ直し(リセット)で解消することがある、と案内されることは一般的です。ただし、リセットの可否や手順は機種によって異なり、ガス臭や排気の異常など安全に関わるサインがあるときは、リセットより先に使用を中止して安全を確保することが優先されます。まず安全を確認し、取扱説明書やメーカーの案内で手順を確かめたうえで、案内されている範囲で試すのが安心です。繰り返し同じ表示が出る場合は、無理をせず相談してください。

Qリセットしても同じエラーが繰り返し出るときはどうすればよいですか?

電源を入れ直しても同じ表示が繰り返し出る場合は、一時的な不具合ではなく、点検や修理が必要な状態のことがあります。何度もリセットを繰り返すよりも、表示された内容を控えたうえで、取扱説明書やメーカーの案内を確認し、メーカーや専門業者に相談するのが安心です。とくにお湯がまったく使えない、異音やにおいを伴うといった場合は、無理に使い続けず、専門の窓口に対応を依頼してください。

Qエラー表示が消えたら、そのまま使い続けてよいですか?

表示が消えて正常にお湯が使えるようになった場合は、一時的な不具合だったこともあります。ただし、同じ表示が繰り返し出る、お湯の出方や温度が不安定、異音やにおいを伴うといった様子があるときは、表示が消えても念のため点検を検討するとよいでしょう。設置から年数が経った給湯器では、こうした表示をきっかけに機器の状態を見直すこともあります。迷う場合は取扱説明書やメーカーの案内を確認し、専門の窓口に相談してください。